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2008/05/02

震災から年末 9.2mまで

07/7/16(月)10時13分 中越沖地震が発生!!

自宅に向かって断層が割れて来た!

震源地は一番揺れた所 と一般的に思われていますが・・。

震源地は一番最初に割れ始めた地点です

今回は柏崎に向かって震源源地を起点に一方向に向かって来ました。

休日出勤中の会社で震度6強に見舞われる。

井戸掘りどころでは無くなる!!!

揺れが収まった工場から床に飛散したオイルに滑り数回転倒しながら

必死で建物の外に避難する!!

自宅は会社より震源に近く昼前にたどり着く。

中越地震の震度5弱で無傷だった自宅も今回の震度6強の前に

すべての部屋の壁にヒビが入りました。

中越地震の時と違い今回は電気・ガス・水道も止まってしまいました。

こんな時にこそ井戸が有ればトイレの水に苦労しなくて済むのに!!

隣接する母親の築35年の住宅は、大規模半壊で住めなくなりました。
(10月に解体)

わずか数十秒の出来事です、大自然の破壊力に無力感を感じます。

しかし、井戸が完成していれば「飲めなくてもトイレ等に使用出来

どんなに助かった事やら。

Pa180013  

 

10月解体作業の様子 1週間強で跡形も無くなりました。 

7/18(水)地震と井戸水の関係

今日も近所の自噴井戸(1m弱の高さで自噴)にポリタンを持ってトイレ

に使う水をもらいに行く。 (子供の頃は飲用もしてました)

地震の影響で少し濁っていますが、冷たくてポリタンの外に水滴が

付きます。

井戸の話を聞くと地震後数時間水が止まり、その後は普段の2倍

以上の水量で自噴してるそうです。

中越地震の時も同様に2ケ月位水量が多かったそうです。


自宅に戻り自作井戸を覗いて見るとなんとGLから0.3mまで水位が上

昇しています!!

8月・・・

会社は10日弱の生産の遅れを解消すべく、お盆に2日仕事を休んだ

だけで連続勤務が続く!

水・砂の汲み出し用にΦ150の穴に入る水中ポンプを探しにホームセ

ンターに出かけ、海水ポンプ(真水もOK)を発見しましたが電圧が

12V・24Vで電源も付属せず使いずらいので購入しなかった。
( 機器組み込み用見たいです)

バスポンプ1台をLP50管に入れたポンプを製作しテスト、結果は泥水

は比重が大きく吸い上げられない。

後日3台を直列に連結しほぼ満足が行くポンプになりました。

Ponn

 

Ponnpu

ポンプ稼働中です。






9月・・・
朝晩震災の片付をしながら気分転換を兼ね時間を作り井戸掘り。

ケーシングパイプを入れて無く、砂の層が崩れ浅くなっていた。

9月末GLから8.6m

10/14(日)

ケーシングパイプとしてLP150×4m 2本を挿入し井戸掘り再開です。

VUを使いたかったのですがLPは半値以下なので購入。
(後で後悔)

穴のまがり・真円度不足などで壁が削れ0.5m浅くなり8.6mまで掘

り戻す。

掘鉄管1を落下させるとコンコンと音がしわずかな砂しか掘れず

かなり硬い砂の層です。(後日、音の正体が判明します)

10/21(日)

硬い砂の層を崩すため掘鉄管1の先にφ5mmのツノを付け、爪はCP

を傷つけるので無くす。

時間を作り週1回のペースで40ℓ分(ほとんど水ですが)掘る。

Tuno

11/11(日)

16時過ぎから20ℓ分掘るが堀鉄管1のツノが曲がる為何回か直して

使用したが、ついに1ケ折れてしまう。

破片は井戸の中で簡単に見つかると超強力磁石を挿入し捜索しました

が行方不明!

ツノをΦ5mmからΦ6mmに太くし突き出し長さを短くした。

GLから9.2m。
 
11/25(日)やぐらの単管は冬季の防風ネット用支柱なので本来の

目的に使用のため撤去する。

20ℓ分掘り、底までポンプを入れ数時間連続で汲み出す。

(定格15分ですが連続使用もOKです。)

透明感のある水が出ているが、時々砂の層が崩れて濃い砂混じり

の水に変わる。

その後LP150×2mを追加挿入重石を乗せさらに体重を掛けるが

0.2mしか入らない!

11/26(月)

朝パイプの様子を見に行くが変化なし、重石を増やして体重を掛

けるがジワジワ0.1m入るのみ。

Pb250008 翌朝様子を見に行くが変化なし。







11/27(火)今日も朝様子を見に行くが変化はなしか

ところが試しに体重を掛けると嘘の様にスムーズに下降し着底

しました!!

12/23(日)

春まで待てずに2mの単管6本とジョイントを買って来て4m×3本で

三脚を作り作業再開です。

以前より1m長いので下の作業スペースが広くて快適です。

パイプ挿入により壁が削れ0.2m浅くなっていた。

粘土質の層から硬い砂の層になり掘鉄管が着底する度にコンコン音

が響き体積で50ℓ掘るがほとんど泥水で少量の砂と土の排出で進まない。

ケーシングパイプが底まで届いているので汲み出された量だけ水位

が下がったままです。

丸1日でやっと以前の水位に回復です。
4mya








12/30(日)本年掘り納です。

丸まった堀鉄管の先をサンダーで研削し、体積で40ℓ掘るがほとんど泥水で堀屑が

上がって来ない。

再び粘土層に変わる。

   ★余談ですが!

今、現在も苦労している被災地に、例年と変わ らず平気で

 

赤い羽根募金・歳末助け合いの 募金のお願いが来ました。

来た以上は500円玉を入れる訳ですが・・複雑な心境ですよ

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