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2009/01/25

堀鉄管のトラブル

      堀鉄管を使用した井戸掘りに関するトラブルです!

1) U金具に接続したリングキャチが横にからみ、堀鉄管の横に

   跳び出す形状でロックしCPに引っ掛かり上がらない。

   CPを上下や回転させたりして何とか通過させて引き揚げる。

  ロープを直接U金具に結ぶと良いのですが、稀に起きる事で結ぶ

   手間を惜しんでしまいます。

   その後リングキャッチの形状を変更し解決しました!

   CPを挿入しない井戸掘りならば何の問題も有りません。

P2140020 

2) 井戸穴底部に喰い付いて上がらなくる。

   パワーウィンチやチェーンブロック等で引き抜く。

   井戸掘り器と同様の症状ですが重量と地上からの落差が大きく、人力で

   は引き上げ出来ません。 

   粘土層以外に石混じりの地層でも頻発します。

3) 滑車(シーブ)からワイヤーが外れボデーの間に挟まり取れない。

   シーブ径が大きい程効率が良くロープも痛みませんが、ボデーとの

   隙間も大きくなります。

   滑車に適したロープを使用します。   

4) ツノが折れてしまったた。(折れたツノは行方不明のままです

   石にヒットし曲がってしまい数回の修正後折れてしまった。

   折れない様に材質を柔らかい生材に変更し太く短くした。

   (材質をSCM435からSS400に変更した。)

  Pb100004

 

5) CPの継ぎ目にツメが当たり削れてしまい破損の危険が有る。

   CPを使用しなくて済ませれば良いのですが深くなると必要です。

   同じ種類のパイプを使えば問題は発生しません。

   VP&VUなど異径の場合は段差にスペーサーを使うと軽減されます。

   ツメ無しの堀鉄管を使用する事も有効。

6) 堀鉄管を落下させる事故発生。

   私は堀鉄管の上に落石が有り、石を回収するまで進展が

   有りませんでした。

   上手く堀鉄管が引掛からない場合は、周りを別の堀鉄管で

   掘り拡げる事で解決の糸口が見つかります。

   回収を考え堀鉄管後部はU金具等を使用しアイボルト

   使わない。

   (アイボルトは回収器具を引っかける部位が小さく不向きです。)

 カラビナ・スプリングフックは必ずロック付きの物を使用する。

7) 逆止弁に物が挟まる。

  3cm前後の石や砂混じりの硬い土の塊が挟まり上がって来きます。

   棒で突いて石等をはずします。

   弁は鉄製ですからこの程度で壊れる事は有りません。

   大き目の石等の回収に役立ちます。 

8) ツメが石にヒットし折れる。

 製作時にクラックが有った様で慎重に製作し取り付ける。

    (後日スパイラル形に変更する。)

9)  CP先端のソケットを破損させ破片が落下。

   原因は堀鉄管の上昇速度が速く後部がソケットに激突した為。

   (その後長期にわたり破砕された破片が時々回収されました。)

   CP先端位置は把握出来ているので緩やかな速度で通過させる。 

   (実際に作業するとスピードが付くんですよね。)

   先端に金属性のキャップを装着し破損から守る。

P9270059

 

  

10) 弁に砂(礫)が詰りロックする。

    1mm~3mm程の礫は特にロックし易いですね。

    砂層では短いサイクルで堀鉄管を出し入れして作業するのが

    良いです。

11) テスト中に一文字刃を破損させる。

    薄刃をテスト中に硬い物(たぶん石)にヒットし数個に折れて

    落下する。

    リスク覚悟のテストですから、仕方がないです。

    焼き入刃で硬く回収するか、影響が無い壁等に刺さって

    もらわないと井戸が掘れませんsign01

    後日ネオジムマグネットで回収具を製作し拾う事が

    出来ました。happy01

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