人力パーカション式井戸掘り
5m以上の井戸掘りをする場合は人力パーカション式が最適です。
(5m未満は突き掘りが早いです!)
◆ ヤグラを設営します。(単管等で簡単に組立てます)
◆ ヤグラに滑車を設置します。
(滑車は大きい程効率が良く、ロ-プの痛みも少ない)
◆ 堀鉄管を用意します。(自作or購入)
◆ ワイヤーやロープを準備します。
(ワイヤーは巻グセやキンクなどし扱いずらいです。)
◆ 井戸深さが10m以上の場合はロープを巻くリールを設置。
最初に設置した単管4本のヤグラで作業スペースが広く快適でした。
ステンレスのワイヤーロープをリールに巻いて使用。
パーカション式井戸掘りのヤグラ。
3本以上の丸太や単管を結合して上部に滑車を設置すると完成です。
ヤグラは単管と自在クランプで簡単・短時間でを設置出来ます。
上部に専用の連結器を製作または購入するとさらに簡単です。
ホムセンターに単管用の三叉が売ってます。
(止まり穴に単管を挿入タイプ7~8千円)
私は自作の三角形の金物にクランプを溶接蝶番で取り付け
Uボルトで滑車を吊るしています。
クランプ上部へ単管を伸ばせるので、地面の高低差を単管の開き
と突き出し長さの2つで位置調整する事が可能です。
ロープの巻き取りにはホースリールを使用しています。
(安くて便利です)
また、下部にベースジャッキを使うと滑車の位置を正確に井戸穴
中心に調整出来ます。
快適に作業するには4m以上のパイプを使用して櫓を組んで下さい。
私の様に一人作業の場合は2mパイプをつないで
4mにすると良いでしょう。
実際に作業し堀鉄管の重量は、上総掘りのハネギやエンジンなどの
アシスト動力が無い為、10kgが上限だと思います。
強者で有れば数十キロも操作可能でしょうが、私は無理。
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